Google デジタルワークショップ -DAY18- ソーシャルメディア①

学習メニュー:ソーシャルメディアの始め方(ソーシャルメディア 第1章)

スキル:(a)コンテンツマーケティング, (b)ソーシャルメディアマーケティング(SMM)

誰もがソーシャル メディアに参加する時代、あなたのビジネスも同じ場に居合わせることが重要です。ソーシャル メディア進出の意義、適切なSNSの選び方、ネットワークとの交流による存在感確立など人気のソーシャルメディアの力を理解した上で活用しましょう。

この学習メニューはレッスン4部構成となっています。
① ソーシャルメディアについて
② 目的に合わせたソーシャルメディアの選び方
③ ソーシャルメディアの計画の立て方について
④ ソーシャルメディアの活用方法

レッスン① ソーシャルメディアについて

学習のポイント


ソーシャル メディアはどこからでもアクセスでき多くの人に日常的に利用されています。
・ソーシャル メディアの活用方法
・適切なソーシャル メディアの選び方

説明

ソーシャルメディアについて

実際にお店のかたがソーシャル メディアをどのように活用しているのか聞いてみましょう現在多くの人々が Facebook・Twitter・Google+ などの「ソーシャル メディア」によってつながり情報を共有しています。ソーシャルメディアは瞬く間に生活に欠かせないものとなり、毎日、数億人もの人々が利用しています。これは企業にとっても素晴らしいチャンスです。ソーシャルメディアを利用して、既存のお客様や見込み客と直接交流し、信頼を構築することができるようになったのです。

あなたが文房具屋を経営しているとしましょう。ソーシャル メディアを利用すると、インターネット上でお客様と直接関わることができます。入荷したばかりの新商品の写真をお客様に共有することから始めてみましょう。お客様が来店してくれるきっかけとなるかもしれません。

さらに、お客様があなたのお店の投稿を、友人と共有すれば、新たな見込み客との接点が生まれます。このようにネットワークを拡大し見込み客を増やすこともできるのです。たくさんの情報を共有してもらえるようお客様が好む情報を提供することが大切です
ソーシャルメディアはあなたの商品やサービスを宣伝する機会を提供してくれます

では早速、登録してみましょう。Facebook、Twitter、Google+ など、あなたのお客様が利用している可能性の高いサービスからはじめましょう。所在地や、連絡先、お店についての説明をプロフィールに掲載し、写真や動画を投稿することで見込み客の興味を引くことができるようになります。

そして、たくさんのお客様にフォローしてもらいましょう。ソーシャルメディアで見つけてもらうには時間がかかります。店舗にポスターを貼ったりフォローしたお客様に割引を提供することも方法の1つです。フォローしているお客様が増えれば増えるほど、さらにたくさんの見込み客がソーシャルメディア内で見つけてくれるかもしれません

しかしソーシャル メディア上で対話する相手は一方的に話を聞かされることを望んでいるわけではないことに注意しましょう。宣伝ばかり投稿しているとフォローをやめてしまうかもしれません。お店のファンを増やすためにも真摯に取り組んでいきましょう。

実践

Facebook、Twitter、Google+ などあなたのお客様に人気のソーシャルメディアを調べましょう。あなたのビジネスがどのような投稿をすればお客様が興味を持ち友人と共有してくれるでしょうか


レッスン② 目的に合わせたソーシャルメディアの選び方

学習のポイント

近年、新しいソーシャル メディアが次々と誕生しています。 
・ソーシャル メディアの種類と違い
・ソーシャル メディアの活用方法

説明

目的にあわせたソーシャル メディアの使い方について

現在、様々な種類のソーシャルメディアがあります。誰もが利用している大規模なものもありますが、中には小規模でもあなたのビジネスに役立つものもあるかもしれません。

まず大規模なものから考えてみましょう。例えば、Facebook、Twitter、Google+、LinkedIn には、たくさんの登録者がいます。Facebook だけでも、全世界で 10 億人以上のユーザーがいることをご存じですか?つまり、あなたのお客様もこのような大きなソーシャルメディアに参加している可能性が非常に高いということです。

しかし大規模なもの以外にも、特定の分野に精通しより専門的な情報を求めるお客様向けのものもあります。宿の口コミを専門とする楽天トラベルや、レストラン情報に特化した食ベログなど、さまざまな業界に焦点をあてたサービスが存在します。あなたのお店に最も適したものを探しましょう。あなたの業界と合うサービスがあれば、そこにはあなたの見込み客がたくさんいるかもしれません。

参加するソーシャル メディアを決める際には、それぞれのソーシャルメディアの特徴についても考慮する必要があります。私的な利用を目的としているものだけでなく、ビジネスにおける人脈作りを重視しているものも存在します。私的な利用を目的としたソーシャルメディアは、主に友人や家族がインターネット上でつながるためものですが、企業も参加することができます。登録者は、日常的に商品やサービスについて会話をしていますが、企業が会話に参加する場合には、文脈を意識することが大切です。読みやすく、面白く、かつ、役に立つ情報が好まれます。例えば、古着屋の場合、素敵なヴィンテージのハンドバッグを持っているお客様の写真を投稿すれば、それがネットワーク上で共有されることで、より多くの人があなたのお店を知ることになるでしょう。

ソーシャルメディアでは様々な情報を提供できます。例えばYouTube では古着屋ならではの「着こなし」を紹介する動画を投稿できますしInstagram では「流行のファッション」を紹介する写真を投稿しても良いでしょう。

一方でビジネスにおける人脈作りを重視しているソーシャルメディアではあなたのお店で働いてくれる従業員を見つけることができるかもしれませんし、法人向けに販売を行っている場合には特定の業界の専門家たちにあなたの商品やサービスを宣伝できる機会になるかもしれません。


ソーシャル メディアがどのように利用されているかを理解して、活用の方向性を決定するようにしましょう。つまり、投稿内容をそのソーシャルメディアの特徴に合わせることが重要です。例えば、業者を募集する業務的なものはLinkedIn、クオリティの高い写真はInstagram、イベントの告知は参加希望を問えるfacebookなど最適なソーシャルメディアに投稿しましょう。

実践

まずは思い浮かぶソーシャル メディアを 4 つ書き出し、それぞれがどの種類に当たるか考えてみましょう。私的な利用を目的としたもの、写真や動画を共有する目的のもの、またはビジネス向けのもののどれに当たるでしょうか?

レッスン③ ソーシャルメディアの計画の立て方について

学習のポイント

ソーシャルメディアについて理解したら、具体的な目標を設定しましょう。
・ソーシャルメディア活用のための目標
・目標達成のための計画について

説明

ソーシャルメディアを利用する際の計画について

あなたはソーシャルメディアを活用することで何を達成したいですか?お店の知名度をあげることでしょうか?それとも既存のお客様の来店頻度を増やすことでしょうか?

あなたがカフェをオープンしたばかりだと仮定します。来店客を増やすには、話題を作り、できるだけ多くの人にお店を知ってもらう必要があります。ですから、知名度を上げることが最初の目標になります。

この目標を意識して、ソーシャルメディア上での計画をたてます。まずあなたのカフェに興味を持ってもらえそうな内容を考えます。例えば、美味しいブレンドコーヒーを提供していることや有名な雑誌で紹介されたことなどを発信しましょう。たくさんの人に見てもらうためには、登録者数の多いソーシャルメディアから始めると良いでしょう。そこで存在感を示せれば多くの見込み客にあなたのお店を知ってもらえるかもしれません。また、タイムセールの告知など様々な活用法があります。

しかし、ソーシャル メディア上のコミュニケーションは一方通行ではいけません。あなたも積極的にお客様の投稿に反応をする必要があります。例えばあなたのカフェについて投稿してくれているお客様がいたら、コメントをして会話を始めることもできます。また、対象のお客様に合わせた文章を投稿することも重要です。法人向けに情報を発信する場合には、丁寧で信頼感を与えるような文章が効果的です。反対に、学生を対象にした交流においては親しみやすい文章が良いかもしれません。どのようにソーシャル メディアを利用するかを決定することで、目標の達成に一歩ずつ近づけるようになります。

実践

ソーシャル メディアの目標を設定しましょう。
認知度の向上や、お客様とのコミュニケーションなどまずは 1 つの目標を決めましょう。
そして、どのようにその目標を達成するか計画を立てましょう

レッスン④ ソーシャルメディアの活用方法

学習のポイント


ソーシャルメディアを始めるにはまずアカウントとプロフィールの作成を行います。 
・ソーシャル メディアの始め方
・企業アカウントと個人アカウントの違い
・プロフィール ページの重要性

説明

ソーシャル メディアの活用方法について

ソーシャルメディアの種類は多岐にわたります。それぞれ特徴はありますが、共通する部分もあります。まず、一部の企業向けのソーシャルメディアは、個人向けのものとは異なる部分があります。例えばあなたは既にFacebookに登録し、友達や家族と情報を共有しているかもしれませんが、Facebookは企業向けのページも提供しています(無料)企業向けか個人向けでそれほど違いがないソーシャルメディアもあります。登録する前に、あなたが参加したいソーシャル メディアでは企業向けと個人向けで違いがあるかどうかを確認し、用途にあったものを選択しましょう。

確認ができたら登録です。通常、登録とはアカウントの作成を意味しています。個人用アカウントと業務用アカウントを別々に管理できるよう、業務用アカウントには会社のメールアドレスを使用すると良いでしょう。次に情報の入力を開始します。各ソーシャルメディアはそれぞれ異なるものですが、会社名、あなたのお店の説明、住所、メールアドレス、電話番号やお店の画像などの基本情報は必ず掲載しましょう。また会社のロゴ画像をアップロードできる場合もあります。

多くのソーシャルメディアでは基本情報をもとにあなたのプロフィールが作成されます。それは、あなたのホームページのようなものです。プロフィールページでは、お客様との会話や活動の報告ができます。このようにソーシャルメディア上にあなたのお店の情報が蓄積されていきます。またこれらのプロフィールページの多くは、検索エンジンからも訪問できるため、あなたが発信する情報の量が多いほど、あなたのページが検索結果に表示される可能性が上がります

検索結果から見つけた場合もソーシャルメディアで共有された記事から知った場合でも、見込み客がプロフィールページにアクセスする可能性は高いので、このページにビジネスの概要を記載することが大切です。さらに、見込み客とお店がソーシャルメディアを通じて情報交換できるようになれば、お客様になってくれることも期待できます。

最後に、多くのソーシャル メディアは有料の広告や機能を提供しています。例えば、あなたのページを誰が閲覧したかを確認することができたり、特定のグループの人々のみに情報を発信することもできます。有料機能をあなたのビジネスに役立てることができるか検討しましょう。ソーシャルメディアでの成功を目指しましょう。

実践


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