Google デジタルワークショップ -DAY 02- オンラインで成功するための第一歩

学習メニュー：オンラインで成功するための第一歩

スキル：ウェブサイト設計

オンラインでビジネスを宣伝する方法はたくさんあるが、準備なしで飛び込むのは得策ではない。まずは、様々なデジタルチャネルの仕組み、あなたのビジネスに最適な手法や設定、目標達成や成果の測定に役立つ明確なプランやあ戦略の策定などについて理解を深めよう。

この学習メニューはレッスン４部構成となっています。

①　オンラインでの目標

②　インターネット上に拠点を作る方法
③　ウェブサイトにお客様を集める方法
④　ウェブサイトの分析と改善

レッスン① オンラインでの目標

学習のポイント

インターネットをビジネスに活用するメリットはたくさんあり色々なことができすぎて、思うような結果を得られない場合もあります。具体的な目標を設定することで、インターネット上の施策を円滑に実施することができる。

説明

オンラインでの目標について

インターネットをビジネスに活用する方法はいくつもあります。ソーシャルメディアを利用したお客様との関係構築、インターネット上での商品販売など。

まずは、あなたのビジネスの存在を知ってもらうことが大切。見込み客にアプローチするために、インターネット上で情報を提供することから始めよう。

まず最初に、インターネット上にあたなのお店や会社を登録することから始めよう。これによって検索エンジンやインターネット上の地図で「居酒屋」（例）と検索するとあなたの居酒屋が表示されるようになる。

さらにウェブサイトを作ることもできる。そこには、営業時間、所在地、価格、サービス内容などの情報だけでなく新規のお客様を引き付けるための写真や動画を掲載できる。

Facebook、Instagram、Twitterなどのソーシャルメディアに商品の写真や店舗の動画を投稿したりクーポンを載せたりして、見込み客に訴求することもできます。このようにして多くの人に知ってもらえたら次の目標はウェブサイトを訪れた人に予約してもらうことにすべき。

予約機能、クチコミ投稿機能、商品購入できる機能など、ウェブサイトに新しい機能を追加することもできるので、見込み客に実際にお店を利用してもらうことができたら、次はオンライン広告に投資して売上を伸ばす目標を設定しても良いでしょう。

インターネット上にビジネスの拠点を作ることで、お客様を呼び込み、クチコミを集め、営業時間についても周知できるようになるなどメリットは多数ある。明確な目標を設定し、一歩一歩前に進んでいきましょう。

実践

積極的なデジタル活用で達成したい３つの目標を設定しよう

レッスン ②インターネット上に拠点を作る方法

学習のポイント

インターネットをビジネスに活用する際の選択肢についての説明

（ローカル検索・ソーシャルメディアと動画・ウェブサイトとアプリ）

説明

インターネット上でビジネスの拠点を作る方法について

インターネット上での宣伝活動には、実店舗向けのローカル検索、ウェブサイト、携帯アプリ、ソーシャルメディアなどたくさんの選択肢があります。

例えば、あなたが居酒屋を経営しているとして、居酒屋を探している人に自分のお店を見つけてもらうために最初に行うことは、Googleマイビジネスなどの地域のお客様に向けたサービスに登録し、見込み客が居酒屋を検索した時にあなたの居酒屋が表示されるようにすること。この方法はウェブサイトを持っていなくても実施できる。もしくはFacebookページを開設してあなたのお店のお客様の写真や動画を掲載することも可能です。

ウェブサイトを持っていなくてもたくさんのことができますが、インターネットを活用していると、そのうち自分のお店のウェブサイトが欲しいと思うようになるでしょう。ウェブサイトはお客様があなたのお店の情報を確認できる拠点となります。

ウェブサイトを作成する際には訪問者に何をしてもらいたいのかをじっくりと考えることが大切です。例えば問い合わせを増やすためには、すべてのページに電話番号を表示し、お店までの地図を記載すること。ウェブサイトから予約できる機能を組み込む事や、インターネット上で商品を購入するための機能を追加することもできます。

インターネット上の拠点はウェブサイトだけではありません。最近では多くの企業が携帯電話で使用できるアプリを提供しています。アプリを活用すると予約をしているお客様に自動的に通知を送るなど様々なことができます。

インターネット上に拠点を作って見込み客にあなたのお店を見つけてもらえるようにしよう。

インターネットを利用する際、技術は常に変化しており利用方法の選択肢は数多く存在している。ウェブサイトやソーシャルメディアを利用して既存顧客にも見込み客にもアピールできますし、より多くの人にメッセージを発信することもできる。メールやアプリではいつ誰がどのメッセージを受診するかをコントロールできるため、お客様に特別なサービスを提供したり、お客様からのクチコミを得ることが可能。地図があれば新規のお客様が美容院に来る際の手助けになります。

実践

あなたのビジネスがインターネット上で注目されるためのリストを作成しよう。

これから追加したい機能やアイデアを書き出し、デジタル化への第一歩を踏み出そう。

レッスン③ ウェブサイトにお客様を集める方法

学習のポイント

インターネット上の拠点を作ったらそこにお客様を集める方法を考えよう。その最適な方法として検索エンジン、ディスプレイ広告、ソーシャルメディア、メールマガジンがある。

説明

あなたのウェブサイトにより多くのお客様を呼び込む方法について

どうしたら、あなたの情報を見込み客に届けることができるでしょうか？

◆検索エンジン◆

一般的に何かを検索する時には探しているものを検索ボックスに入力します。検索された内容と関連のあるサービスや製品をあなたのお店が提供していれば、検索結果にあなたのお店が表示される可能性がある。

検索エンジン上では２つの訴求方法がある。

１、無料で検索結果に掲載すること。自然検索。

あなたのウェブサイトがどのような単語で検索されているのかを調べ、あなたのビジネスに関連性の高いキーワードを知ることが重要。どのようなキーワードで検索されているかを調べて工夫することで、検索結果の表示を改善しやすくなる。

２、有料で検索結果ないの広告枠に掲載すること。検索連動型広告。

特定のキーワードが検索された時にあなたのウェブサイトが表示されるようにする有料のサービス。大手の検索連動型広告はオークション方式をとっている。自社の広告を検索結果の上部に表示するために自分のビジネスに関連性の高いキーワードに入札する。

検索連動型広告では自然検索よりもより効果的に訪問者を増やすことができる。しかし、お客様はインターネット上で検索結果ばかりを見ているわけではない。ニュースを読んだり、スポーツの試合結果を確認したり、レシピや動画を見ながら、次々と興味のあるウェブサイトを閲覧することも多い。このようなウェブサイトで表示されているのがディスプレイ広告。

◆ディスプレイ広告◆
文字、画像、動画など、様々な形式のものがあるため内容が伝えやすい。さらに広告を表示する対象者を絞ったり、広告を表示させる場所を自由に選択できる利点があります。

◆ソーシャルメディア◆

Facebook、Twitter、Google+などのソーシャルメディアも宣伝には効果的です。ソーシャルメディア上で、あなたのお店のページを作成し、お客様とコミュニケーションをとることで関係を構築できるメリットもあります。

◆メールマガジン◆
インターネットを活用する上ではメールマガジンも欠かせません。
メールマガジンとはメールアドレスを登録したお客様にクーポンやセールの告知などを送信するものです。

お客様を呼び込む方法は他にもたくさんありますので自分のビジネスにあったものをどんどん取り入れていこう。さらにお客様との関係構築のためにもインターネットを活用していこう。

実践

現在どのようにウェブサイトにお客様を集めているか、将来的にはどのように集客したいかを整理する。対象となるお客様毎に、訴求したいポイントを書き出そう。

レッスン ④　ウェブサイトの分析と改善

学習のポイント

インターネットを活用するには入念な計画が必要。現実的な目標を設定し、ウェブサイトを分析し、技術や業界の最新情報へ適応する。

説明

ウェブサイトの分析と改善について

まずマーケティングを開始しても「最初から多くの収穫は得られない」ということを知る必要があります。ウェブサイトが検索結果に表示されるようになり認知されるまでには時間がかかる。

例えば、あなたが美容室を経営していて、初めてウェブサイトを立ち上げたばかりなら、すぐには軌道に乗らないことがほとんどです。そのため達成できそうな目標を設定するようにしましょう。常に効果を測定し、目標を達成できているかどうかを確認することも忘れないでください。

お客様にウェブサイトを見つけてもらうだけではなく、実際に来店予約をしてもらったり店舗への道順を調べたり、ウェブサイト上の機能を認識させて、使ってもらうことが大切です。あなたのお店のウェブサイトで訪問者が何をしているか分析することで、うまく機能している要素と、していない要素を整理し、改善することができます。お客様はどこから訪問しているのか、どのページ人気があるか（お客様の好みでないものを特定することはできない）どこをクリックしたのか、といったお客様の行動をしることができます。

この分析データを活用してウェブサイトを最適な状態に調整することができます。例えば、携帯電話から訪問している人が多い場合、ウェブサイトをレスポンシブにして携帯電話に最適化することもできます。

また、インターネットの世界は常に変化していることを意識しよう。新しい技術が毎日のように登場するためあなた自身がお客様に何をしてもらいたいかという基本的な概念は変えずに、最新の技術を取り込んでいくことが大切です。同様に、ウェブサイトでもあなたの業界の最新情報を掲載するようにしましょう。流行の髪型やヘアアレンジなどを紹介することでお客様の興味を引くことができるかもしれません。

インターネットの進歩に柔軟に対応して、ビジネスを加速させましょう。

実践

月末に半年以内に達成できそうなデジタル化のための目標を書き出そう。各目標の隣に、その目標の達成に必要な費用、時間、人材を推定して記入しよう。

何か一つの要素に頼り過ぎていませんか？もしそうならば柔軟な対応を検討するべきかもしれません。